果物
今年の夏の訪れは、例年に比べて遅かったものの、晴天が多く気持ちのよい日が続きました。フランスの、夏の果物を振り返ってみたいと思います。
左は、左後ろから時計回りに白ネクタリンnectarine blanche、黄ネクタリンnectarine jaune、アプリコットabricot。右は黄桃pêche jaune、白桃pêche blanc、平たい桃pêche plat。pêche platは、押しつぶされたような妙な形ですが、実はこれが一番美味で、日本の桃に近い味わいです。
緑のものから時計まわりに、レーヌ・クロードreine claude、ミラベルmirabelle、クエッチュquetsche、ネクタヴィーニュnectavigne、プルーンprune。そして桃っぽいものはペッシュ・ド・ヴィーニュpêche de vigne、ぶどう畑の桃という名で果肉は赤。夏の終わりを告げる、旬が短いミラベルは、アルザスが世界１の生産量を誇ります。心地よい甘さが人気で、ディジョンマルシェのミラベル専門店は、常に大行列でした。
秋になり、これからは、セップ、ジロールなどのきのこ類、そしていよいよジビエの季節になります。