2012収穫 ドメーヌ・バール
マルサネ村にあるドメーヌ・バールは、ドメーヌ・ブルーノ・クレールの親戚筋です。ドメーヌ・バールを運営する、オディールとマルタンの姉弟は、ブルーノのいとこにあたります。ドメーヌ・クレール・ダユを設立したジョセフ・クレールが、彼らの祖父です。ドメーヌ・バールも、ドメーヌ・ブルーノ・クレール同様、ボンヌ・マールやシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ等の素晴らしい特級畑を所有しています。そして、6種類の異なる畑のマルサネを生産している、マルサネのスペシャリストでもあります。
このドメーヌでは、9月27日（木）に収穫が始まりました。まずは、ボンヌ・マール、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの2つのグラン・クリュから。10月3日（水）は、マルサネ村にある彼らの単独所有畑フィノット、その隣の畑ロンジェロワで収穫です。ロンジェロワで「ここのぶどう、すごくきれいね。」と私が話しかけた相手は、「でしょ。ここは、ぶどうの樹をコルドン・ロヤで仕立てているから、風通しがいいんだ。」と言っていました。彼は、このロンジェロワの畑で長く働いている人とのこと。うれしそうな彼の笑顔が印象に残っています。
このドメーヌは、いつも2部隊に分かれて収穫します。そのうちの1つを仕切るのは、姉オディール。畑を仕切る女性は、少数派です。オディールの弟マルタンは、トラクターで畑とドメーヌを忙しそうに行き来していました。醸造担当は、いつも爽やかな笑顔で迎えてくれるピエール、オディールの息子さんです。
マルタン
ピエール
最後に、お約束の愛犬紹介です。
ビュクシー（マルタンの愛犬）
トスカン（ピエールの愛犬）