アルザス ランゲン・ド・タン
ブルゴーニュから車で約2時間半のところに、「アルザスぶどう畑の南の玄関」というキャッチフレーズを持つ町、タンがあります。
この町にあるぶどう畑は、グランクリュ、ランゲン・ド・タン、計18.8ha。
主な生産者は、ドメーヌ・ツィント・ウンブレヒト、ドメーヌ・ショフィットで、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネールなどが植えられています。
ショフィット親子
授業で、ドメーヌ・ツィント・ウンブレヒトのレオナール・ウンブレヒト氏と共に、彼の畑を見に行ったことがあります。
ぶどう畑中腹にたたずむかわいらしい建物は、サン・テュルバン礼拝堂。
礼拝堂を取り巻く畑が、ウンブレヒトのモノポール、クロ・サン・テュルバン5.5haです。
ランゲン・ド・タンのぶどう畑はかなりの急傾斜で、最大傾斜60度以上だそうです。畑仕事は、とても大変なことでしょう。次回から心して飲まなくては。
タンの町で、こんなものを見つけました。レストランのグラスも、家の窓も斜めです。ぶどう畑の傾斜に合わせてデザインされたかのよう。
カラフルでかわいいアルザスの建物は、見ているだけで楽しくなります。早朝、山にかかる霧は、箱根の湯煙を思い起こさせました。
おいしいワインとお料理とお菓子が揃うアルザス、あとは温泉があれば言うことなし。
